
愛機dynabook R732/37JWを7年に渡り使ってきましたが、パソコン工房が販売しているiiyama STYLE-14FH056に乗り換えました!
この記事では、iiyama STYLE-14FH056を選定した理由と実機到着後の簡単なレビューをご参考までに載せていきます。
ちなみに私が購入した機種は、「STYLE-14FH056-i5-UHXX」で、パソコン工房30周年記念モデルということで、高スペックでも税込み9万円台で購入可能なコスパに非常に優れたモデルです。概略スペックは以下です。
- CPU:Core i5(第10世代)
- メモリ:16GB
- SSD:1TB(NVMe対応 M.2 SSD)
- 重さ:990g
ノートPCの買い替えを考えている人の参考になればと思います。
Contents
乗り換え機種の検討
dynabook R732/37JWの状態
2013年12月から使用しているTOSHIBA dynabook R732/37JWですが、CPUには第3世代のCore i5、メモリは増設して8GB、元々は1TBのHDDを搭載している機種でした。
使用している途中でメモリは16GBへ増設、動作の重さが気になったHDDは自分でSSD(960GB)へ換装していたことから満足して使用できておりました。
しかしながら、今年に入ってからExcelを使用していると一息つくような間ができて明らかにもたつきが出てくるようになってきました。また、バッテリーでの駆動時間が極端に短くなってきたこと、外に持ち出すときに1.44㎏の重さが気になってきたこともあり、新しい機種への乗り換えを検討することとしました。
乗り換え機種候補
乗り換えるにあたり以下のスペックを満たすものを探しました。
- CPU:Core i5かCore i7(第8世代以降)
- メモリ:8GB、できれば16GB
- SSD:1TB
- 重さ:1.2㎏未満(できればアンダー1㎏)
予算はできれば13万円台を切りたいと考えておりました。
使ってきたdynabook R732の前も、dynabook SSだったのでdynabook使用歴は10年以上でした。今まで故障もなかったので第一候補はもちろんdynabookでした。
色々調べた結果、スペック(CPU、SSD、重さ)と価格面から以下の3機種に絞りました。
メーカー | パソコン工房 (iiyama) | マウス | dynabook |
---|---|---|---|
モデル名 | STYLE∞N | mouse X4-i5 | dynabook UZ |
商品型番 | STYLE-14FH 056-i5-UHXX | mouse X4-i5 | W6UZ63CLLA |
OS | Windows 10 Home 64bit | ||
CPU | インテルCore i5-10210U | Core i7-8565U | |
メモリ:標準/最大 | 16GB/ DDR4-2666 | ||
ディスプレイ | 14型(非光沢) | 13.3型(非光沢) | |
解像度 | 1,920×1,080ドット | ||
グラフィック | インテル UHD グラフィックス | UHD 620 | |
SSD/HDD | 1TB M.2 PCIe NVMe SSD | 1TB NVM Express SSD | 1TB SSD (PCIe対応) +32GBOptane |
有線LAN | なし | 1000BASE-T(RJ-45) | なし |
無線LAN | IEEE802.11 ax/ac/a/b/g/n(最大 2.4Gbps) | ||
Bluetooth | Ver5.0 | ||
USB/Display | USB3.0×1 USB 3.1×1 Type-C×1 HDMI×1 | USB2.0×1 USB3.0×3 Type-C×1 HDMI×1 | USB2.0×1 USB3.0×3 Type-C×1 HDMI×1 |
カードリーダ | MicroSD | なし | MicroSD |
Webカメラ | 約100万画素 | 約100万画素 顔認証付 | 約92万画素 |
バッテリー駆動時間 | 約9.4時間 | 12時間 | 19時間 |
外形寸法 (幅×奥行×高さmm) | 321mm×216.5mm×19mm | 320.2×214.5×17.5mm | 316.0×227.0×15.9mm |
質量 | 990g | 1130g | 1,098g |
買い替えを検討していたころにちょうどdynabookの安売りをやっており、上記スペックのマシンは約15万円でした。
それに対して、iiyama STYLE-FH14は消費税、送料込みで10万円切りという超絶なコスパです。
マウスコンピュータはちょうどその間くらいの金額でした。
NEC、Fujitsu、Lenovo、DellやHPというあたりも見たのですが、1TBのSSD搭載機種になると、Core i7のものしか選べず、20万円近くなってしまったりしたため、候補にはなりませんでした。
選定理由
迷った挙句、コストパフォーマンスが最も高い、STYLE-14FH056-i5-UHXX [Windows 10 Home]を選択しました。
マウスコンピュータのPCも最初は選択肢としては有力でしたが、STYLE-14FHを売っているパソコン工房と実は同じMCJという企業グループ内であり、X4-i5と中身は近いのかなと考えました。そこで価格、本体の軽さとも勝っているSTYLE-14FHの方を選択しました。
最終的にSTYLE-FH14とdynabook UZ/63の二択になりました。
dynabookとの価格差は5万円近くあったのですが、長年使ってきた信頼感もありかなり迷いました。ただ、CPUが第8世代のCore i5(STYLE-14FHは第10世代)だったりして、在庫一掃なのかなと考え、コストパフォーマンスの点から最終的にSTYLE-14FHにしました。
初期不良の有無やサポート
初めて買うメーカですので初期不良等の情報がないかをネットや価格コムのレビュー情報から見たのですが、見つからなかったのであまり心配がないのかなと感じました。
また、検討を始めてから秋葉原のパソコン工房の店舗に実機を見に行って触ることができたのも購入を決める際のポイントになりました。
購入する際にサポート体制も気になりましたが、24時間365日受付の電話サポートがあるのと、全国にある店舗に直接持ち込めるというのも安心感がありました。
注文から到着
購入を決断して、パソコン工房のHPから注文したのですが、5日以内出荷10月の中旬でした。
HPには「出荷予定5日以内」と記載があり、私の場合、Windows 10 HomeからProへのカスタマイズで注文したのですが、注文受付日から2日後には出荷しましたのメールが来て翌日夕方には受け取れたので注文から4日目には受領できました。早いです!
到着した時の荷姿はこんな感じです。
簡単な実機レビュー
開封や重量・動作確認
開封すると、本体、ACアダプタ、マニュアル類が入ったシンプルなものでした。
アダプタの入った箱の状態でずいぶん軽いなと思ったのですが、うちのはかりではかった重さは本体960g、ACアダプタとコードで205g、トータル:1,165gでした。カタログスペックが990gですが軽い分にはOKです!。
これで外に持っていくとき気が楽になりました。
左サイドは、電源入力、HDMI、USB-TypeA、USB Type-C(PD対応)です。
右側面は、USB-TypeA、Micro SDスロット、電源スイッチ、4極コンボオーディオコネクタです(写真、暗くてすみません)。
使用した感じとベンチマーク
早速起動してみるとWindows 10のセットアップ画面が表示されました。
当たり前ですが、初期不良はなしでした(笑)。
起動は、電源ONからログイン画面が表示されるまで、元のdynabook R732/37JWで29秒程度だったのに対して、STYLE-FH14で19秒程度です。ロゴが表示されるまでちょっと間が空くのはBIOSの癖なのかもしれません。起動後の動きにもたつきはありません。
続いて液晶ですが、ノングレアタイプで照明の映り込みとかないので、長時間の作業でも目が疲れにくいと思います。
私の目では色彩も十分きれいだと感じます(写真はファミレスで使ってみているところです)。
キーボードは、19㎜のピッチでクリック感があり打ちやすく感じます。バックライトはありません。
最近のdynabookとかですと、キーボードに若干の凹面を作ったりしているんですが、真っ平です。その辺はこのマシンのコスパを考えると致し方ないところでしょうか。
バッテリー駆動時間
ACアダプタを外して満充電の状態からどのくらい使えるか確認してみました。
今一つと感じたとこ
気に入って使っているSTYLE-FH14056ではありますが、今一つなところもあります。
- 結構静かだが、CPUの温度が上がるのかFANが爆速で回ってうるさいときがある。
- マットでブラックなボディは特徴がなく無機質な感じを受ける
- SSDのアクセスが分かるLEDがない
2番目ですが、このPCはMIL規格準拠で結構堅牢に作られていて剛性感は悪くないのですが、デザインに凝った感じはなく無機質な感じを受けます。この辺はコストパフォーマンス重視のつくりなのでやむを得ないかなとは感じます。自分が外で使うときは目立ち過ぎなくていいかなという感じです。
SSDのアクセスが分かるランプはちょっとほしいなぁという感じはあります。これは何かの時に電源長押しでPCをシャットダウンしたい時にSSDにアクセスしているか確認したいからです。今のところ、そういう事態にはなっていないので問題はないのですし、自分の持っているWindowsタブレットにも無いのでそんなに不便ではありません。
ベンチマーク
体感に直結するSSDへの読み書きのベンチマーク結果を元の機種のdynabook R732のものと購入したSTYLE-FH14で比べてみます(上がdynabook R732で下が、STYLE-FH14です)。


スクリーンショットの比較を見てもらうと分かるように、7年前のマシンとの比較すると読み込みで3~4倍、書き込みで10倍近く早くなっていますね。サクサク動く感じです。
デバイスマネージャーを見てみると、インテルのSSDが入っているようです。
まとめ
購入して約1か月たったiiyama STYLE-14FH056ですが、たまに空冷用のFANが爆音で回る時がある以外、今のところ特に問題もなく動いています。
CPUが第10世代のCore i5でメモリ16GBですので、WebやYoutubeを見る、Excelを使うといった用途ではサクサクと動いて快適です!
SSD容量も1TBあるので、旧マシンから移行した昔からの大量のデジカメ写真やビデオデータなどを入れてもまだまだ余裕があります。そんなマシンが10万円切りというのはすごいと思います。
この記事を読んで気になった方はパソコン工房のHPでチェックしてみてください。
・STYLE-FH14056のHP⇒STYLE-14FH056-i5-UHXX [Windows 10 Home]