外出時に持ち歩くモバイルPCにも大容量ストレージが欲しい、できれば内蔵ストレージはHDDではなく、SSDがいいという方も多いと思います。ようやく512GBの大容量ストレージ内蔵モバイルPCが出そろってきました。このストレージ容量でCore i7のCPU搭載マシンであれば、モバイル専用というよりはメインマシンをそのまま持ち出せますね。
さて、512GBの大容量SSD搭載のおすすめマシンのスペックなどを比較したいと思います。
それが以下の3機種です。
●東芝dynabook VZ72

●Lenovo YOGA 900

●Dell XPS 13

どのマシンもCPU Core i7そして、512GBのSSD搭載モデルです。でも中身と価格帯は微妙に異なる3機種です。
それでは比較表で見てみましょう。
メーカー |
東芝
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Lenovo
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Dell
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モデル名 |
dynabook VZ72/B
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YOGA 900
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XPS 13 9360
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商品型番 |
PVZ72BM-NNB
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80UE000UJP
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-
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OS |
Windows 10 Home 64ビット(Anniversary Update適用済み)
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Windows 10 Home 64ビット
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Windows 10 Home 64ビット
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CPU |
インテル Core i7-7500U
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Core i7-6560U
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Core i7-7500U
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動作周波数 2.70GHz
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動作周波数 2.20GHz
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動作周波数 2.70GHz
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Microsoft Office |
なし
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メモリ:標準/最大 |
8GB LPDDR3-1600SDRAM
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8GB LPDDR3-1600 LPDDR3 1600
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16GB LPDDR3 1866MHz
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ディスプレイ |
タッチパネル付き 12.5型ワイド(16:9) FHD TFTカラー LED液晶
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タッチパネル付きLEDバックライト付 13.3型 QHD+ IPS液晶
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13.3インチ QHD+ (3200 x 1800) InfinityEdge タッチ ディスプレイ
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解像度: 1,920×1,080ドット
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解像度3,200×1,800ドット
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解像度3,200×1,800ドット
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グラフィック |
インテル HD 620グラフィックス
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インテル グラフィックス 540
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インテル HD 620グラフィックス
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キーボード |
87キー(JIS配列準拠)(バックライト付き)、キーピッチ:19mm
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88キー(JIS配列準拠、バックライト付き)
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80キー(JIS配列準拠、バックライト付き)
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SSD/HDD |
512GB SSD(Serial ATA対応)
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512GB SSD(PCIe対応)
|
512GB SSD(PCIe対応)
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ドライブ |
なし
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なし
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なし
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有線LAN |
1000Base-T/100Base-TX/10Base-T(Type-Caアダプタ経由)
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無線LAN |
IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠
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Bluetooth |
Ver4.1
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Ver4.0
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Ver4.1
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インターフェース |
USB3.0×1、USB Type-C×1(Type-Cアダプタ経由でHDMI×1、RGB×1、USB×3.0×1、LAN(RJ45)×1)
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USB3.0×2 (内、Powered USBx1)、USB2.0×1、USB Type-C×1
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USB3.0x2、Type-C×1
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Webカメラ |
有効画素数 約92万画素
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バッテリー駆動時間 |
17時間
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9.3時間
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13時間
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外形寸法
(幅×奥行×高さmm) |
約299.0×219.0×15.4
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約 324x225x14.9
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約304×235×15
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質量 |
約1,099g
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約1.29kg
|
約1.29kg
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アクティブ静電ペン |
付属
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なし
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なし
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楽天
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VZ72
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YOGA 900
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XPS 13
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Yahoo!
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VZ72
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YOGA 900
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XPS 13
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Amazon
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VZ72

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YOGA 900

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XPS 13

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この3機種の中で持ち運びに重要な軽さほぼ1.0kgと17時間のバッテリー駆動時間を実現しているのがdynabook VZ72です。個のバッテリー駆動時間だと1日程度の外出ならACアダプタを持ち歩く必要がないですね。
ディスプレイ解像度では、dynabook VZ72がFHD、YOGA 900とXPS 13がQHD+ (3200 x 1800) を実現しており、こちらの2機種に軍配が上がりますね。
ストレージですが、dynabook VZ72はS-ATA、YOGA900とXPS 13がPCIeで速度的にはPCIe接続の方が高速ですね。
価格的には、YOGA 900の最安価格帯が15万円を切る程度、dynabook VZ72が18万円台、XPS 13がほぼ20万円台ですね。ただ、dynabook VZ72はワコムのアクティブ静電ペンとType-C接続でHDMI×1、RGB×1、USB×3.0×1、有線LANのポートが付くアダプタが同梱ですので、コストパフォーマンスが高いですね。
この3機種から持ち運べるメインマシンを検討するとすると、FHDの解像度でOKというなら長時間駆動で軽いdynabook VZ72が選択肢になると思います。QHD+の解像度を持ち歩きたいというかたは、YOAG 900かXPS 13が選択肢になりますが、キーボードの打鍵感のレビューでXPS 13に不満があるという声もありましたのでYOGA 900の方が選択肢として妥当かもしれません。
セキュリティ面では指紋センサーが必要という方はこの3機種の中ではVZ72一択となります。NZ72はdynapad N72で評判の良かった書き味を継承しているようなので、ペンタブとしての書き味を重視する方にも向いていると思われます。
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