
仕事などでPCを使っている時の作業ではキーボードとマウスがあればいい、タッチパネルはほとんど使わないという方も多いと思います。そのような用途であれば2in1タイプのPCより通常のクラムシェルタイプのPCの方が丈夫で購入価格も安くできると思います。
今回はクラムシェルタイプのモバイルPCでそこそこ求めやすい価格の3機種を紹介したいと思います。以下の3機種です。
●東芝 dynabook RZ83
光学ドライブ内蔵タイプのモバイルPCでバッテリー駆動時間は約12時間。最近珍しくなりつつある自分で交換できるバッテリーパックタイプのPCです。
●Asus Zenbook3 UX390UA
重量910gのAsus Zenbook3です。バッテリー駆動時間は約8.7時間
●Lenovo ThinkPad X1 Carbon(2016)
昔からのユーザの多いThinkPadです。重量は1.18kg、バッテリー駆動時間は約9.2時間。
上記のThinkPadは2017タイプが出ておりますが、在庫があり値段がこなれている2016年後半の機種を紹介します。
それでは3機種のスペック比較をしてみたいと思います。
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CPUから見ていきましょう。dynabook RZ83が第7世代のCore i7、Zenbook3が第7世代のCore i5、ThinkPadが第6世代のCore i7です。Core i7狙いであればdynabookかThinkPadの2択になります。
メモリは3機種とも8GBで十分な容量です。ただ、この3機種ではdynabook RZ83だけが裏蓋を開けて自分で交換/増設ができる筐体構造です。メモリの交換・増設を考えている方はdynabook RZ83が選択肢ですね(他2機種は交換対応不可)。
重量を優先という場合はAsus Zenbook3の910gは魅力的ですね。dynabook RZ83の1.32kgは1日持ち歩いていると若干重さが気になると思います。
インターフェースや拡張性ですが、dynabook RZ83>ThinkPad X1 Carbon >Asus Zenbook3の順番になると思います。拡張性を取るか軽さ・薄さを取るかですね。
外でプロジェクターにつないでプレゼンをされる方は標準のHDMIコネクタとアナログRGB出力(Dsub15pin)を持っているdynabook RZ83がおすすめですね。プロジェクタと外部ディスプレイを接続して3画面構成で使うこともできます。
電源の取れないところで長時間作業する可能性がある方は予備のバッテリーとすぐに交換可能なRZ83がおすすめですね。
dynabook RZ83とThinkPad X1にはポインティングデバイスに似た点があります。dyanbook RZ83ならアキュポイントがThinkPad X1ならTrackPointがついています。キーボードから手を離さずに済むこれらのデバイスは文字入力が多い方にはうれしい機能ですよね。
また、この3機種ではdynabookとThinkPadに指紋センサーがついています。
ポインティングデバイスや指紋センサーを付けているあたり、ビジネスモバイルに対する考え方似ているような気がします。
さて、価格帯ですが、dynabook RZ83とThinkPad X1 Carbonが15万円台、Zenbook3が13万円程度で推移しているようです。dynabook RZ83はOffice無しモデルにすると2万円程度安くなりますので、Zenbook3に結構近い金額になりますね。
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