
まるでMicrosoft Surfaceのようなスタイルとスペックなのにリーズナブルで人気のasus Transbook T304に後継機種が出ています。それがT305CAです!
●T305外観
ではT304からT305になってどの辺が変更になったかスペック表で比べてみましょう。
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スペック表を見ると主な変更点は以下の点です。
- CPU:Core i5 7200UからCore i5-7Y54
- 画面の解像度:2,880×1,920へスペックアップ
- インターフェース:Thunderbolt(Type-C)×1のみに変更
- バッテリー駆動時間:約8hから4.6hにスペックダウン
特筆すべきは画面解像度がSurface Proの2736×1824ドットやiPad pro(12.9)の2,732 x 2,048ドットを上回る3K解像度の2,880×1,920へと変更された点です。外出時仕事で広いデスクトップ環境が必要な人には最適な一台といえると思います。
本体のみの薄さについてもiPad proを意識してか、6.9mmと非常に薄くなっています。CPUはT304が第7世代のCore i5 7200からモバイル系のCore mから派生してきたCore i5-7Y54に変更になっています。
T304若干スペックダウンした感じがありますが、Core i系の性能は維持しつつ低消費電力化が図れるCPUとして売り出してきているCPUであり、ユーザーレビューを見ても処理速度に不満のある方の報告は見かけません。
残念なのは高解像度のディスプレイ表示に電力を消費してしまうのと薄くするためにバッテリーの容量を削ってしまったのかT304では約8hだったバッテリー駆動時間が約5hになってしまったことです。
ただ、外出時にtype-C対応のACアダプタ(こちら等)を一緒に持参すれば問題はないと思われます。
T304から変更になった点として外部インターフェースからHDMIとUSB3.0がなくなりThunderbolt対応のUSB 3.1(type-C)×1になりました。type-C対応ドックを接続すればHDMI経由で外部ディスプレイやUSBメモリ等と接続は可能ですが、極力持参するものを減らしたい人にはちょっと残念な仕様だと思います(type-Cドックは別売です)。
このように書いてくるとT305は残念なスペックに感じてしまうかもしれませんが、高解像度のディスプレイとキーボード込で9万円を切る価格で購入できるというのは非常に魅力的です。ちなみにT304シリーズはまだ発売されておりますので、T304とT305どちらにしようか迷った場合、以下のような選択肢があると思います。
- 2,880×1,920の高解像度ディスプレイが必要な人:T305
- 9万円を切る価格で高精細2in1 PCが欲しい:T305
- 外出先でディスプレイやプロジェクタに手軽につなぎたい:T304
- ACコンセントがないところで作業時間が長い人:T304
- 512GBの大容量SSDが必要な人:T304(512GB版)
- Microsoft Office Businessがプリンインストールがいい:T304(512GB版)
非常にコストパフォーマンスが高いT305ですが、薄くてWindowsタブレットとしての使い勝手もいいので、大学に入る方や新社会人へのプレゼントしても喜ばれると思います。Asus Transbook T304とT305の最新価格情報につきましては以下の表からご覧ください。
▼▼T304/T305価格情報▼▼
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探してみましたが、現状T304の時に有ったSSD 512GB版は日本では発売されていないようです。
さて、Asus Transbook3 T305を検討している人は薄くて高解像度の2in1 PCまたはペンタブレットを探している方だと思います。
ペンタブの人気機種といえば、Surface proとiPad proですね。
●Surface pro
●iPad pro
そこで以下にT305、Surface pro、iPad pro(12.9インチ)との解像度、重量、価格帯などについての比較表を載せておきます。
Surface proと比較するとT305のコストパフォーマンスの高さがお分かりいただけると思います。
(Asus T305だけが本体価格にキーボード込みです)
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